弘前は歴史と文化のびっくり箱
9月〜10月にかけ、弘前では毎週末、「弘前は歴史と文化のびっくり箱」と称して歴史建造物の紹介や、ふだん見られない建物の中などを公開していました。
私も何回か弘前に足を運びいろいろ見てきましたので、簡単にまとめてみました。
■さざえ堂
禅林街にあるお堂です。去年?も観ましたが今回は中も拝観できるということで。
さざえの貝殻のように、階段がらせん状に続きます。
なかなか珍しい造りですね。
こじんまりしてますが中身が詰まったお堂でした。
この日は長勝寺の三門の造りを、昇降エレベータで間近に観ることができました。
再現したものが展示されていました。かなり複雑ですね…。
コンピュータもない時代に、よくこんな組み方を考えつくものです。
そして長勝寺本堂の横には津軽家の霊屋(たまや)群が並んでます。
(写真撮り忘れました…)
またこの日は普段見られない、津軽家の歴代の殿様方のお墓も観ることができました。
■革秀寺
そしてこのイベントの最後を飾ったのは、津軽為信の霊屋がある、革秀寺。
この看板にもある近衛紋、葉っぱが左右7枚あります。
近衛家は9枚、津軽は7枚、分家の黒石は5枚だそうです。
(この紋を使うのに毎年結構なお金?を近衛家に支払っていた、と説明員から聞きました)
本堂です。
本堂の中は長勝寺の本堂とほぼ同一の造りでした。
霊屋の中の写真は撮影禁止でしたが、宝篋印塔[ほうきょういんとう]という位牌みたいな塔と、この世に三体しかない木造太閤秀吉座像が飾られていました。
曹洞宗 津軽山 革秀寺
また少し、歴史の勉強をしたくなりました。
ところで弘前は先日の民間調査で、魅力度ランキング、東北地方2位となったらしいです。
2011 10月 by 陸奥新報
歴史や自然がたくさん残る弘前を、これからも残していきたいですね。