ほげほげ

ようやく(仮)が取れたらしい。他愛もないことを書いてみるのです。

SONY Readerを数日使ってみて

SONYのReader、お試し版の書籍がたくさん入ってますのでそれを読んだり、青空文庫をダウンロードして入れて読んだりしています。
自炊する道具も持ってませんし、元々自炊するほどの本を買わない人間だったり(;´Д`)
(買うのは雑誌程度…)

いや、この端末を買ったら本を読むようになるだろうかなあ、と思って買った程度の人間ですので、以前よりは本を読むようになりましたしいいんじゃなかろうかと。

数日使ってみた感想。

■良い点
・見やすい。
実際に紙で見ているかのような錯覚におちいるほど、紙に近いです。これは、液晶には到底真似できない。
ただPDFの技術書(オライリーの本など)なんかは少々サイズ的に厳しいです。「画面の回転+横幅フィット」という横画面にして閲覧できるモードもありますので、それを使えばページは2分割なんかになりますが、まあ見れます。
そもそもあれはiPadでも厳しいんじゃないかと。
PDFで単純に電子化しただけの書籍は扱いづらいですね…。

・軽い。
本体単体だと168gと、世界最軽量の電子書籍端末だそうです。ブックカバーを付けてもらくらく持てます。
片手で読書が苦になりません。まあ実際はページめくりをタッチスクリーンでやることがほとんど(ボタンでのページおくりもできますが、位置的に片手で操作するには厳しい感じ)なので、両手を使うことになるんですがね。9インチ〜10インチくらすのタブレットに較べると明らかにメリットです。

・電池が持つ。
バッテリー残量を気にすることがありません。
読みたい時にスリープ解除するだけですぐ読書を再開できます。

・集中できる(?)
スマートフォンやタブレット端末ですとついうっかりTwitterのつぶやきを見たりGoogleReaderでネット上の情報を見たくなったりしますが、Webブラウザしか搭載されてませんので、この端末で見る気が起きません(^_^;)通知なども来ませんし。その分本を読むのに集中できます。

■悪い点
・Readerサイト、書籍を買うのがめんどい。
欲しい本を探せないと言いますか。
他にも紀伊国屋、楽天(Raboo)などもReaderと機器認証して書籍購入ができるのですが、現状はWindows/MacのPC上でしか買えない。
早く単体購入できるようにして欲しいです。。
まあこれらサイト以外に、機器認証などせずに普通にデータをダウンロード販売しているサイトも多々ありますので、そちらをメインに利用しようかなと。
ただせっかくブラウザが搭載されているのに、書籍販売サイト側でブラウザに制限をかけていたりするろところもありますので、端末単体でダウンロードまで辿りつけないサイトもあります。
やはり何かしら、PCでダウンロードし、USBで転送といった手順は必要かと思います。
(クラウドストレージに書籍を置いておいて、Web経由で書籍を持ってくるということも可能だと思いますが試してません)

書籍を選びやすいようにする、すぐ読めるようにする、これが一番重要だと思います。
簡単に選べるようになれば、もっとサクサク本を買って読書できるのではないか、と。
何冊も持ち歩いてもかさばらないのが電子書籍の魅力ですし。

・解像度がもう少しあったほうが良い?
無料のラブひななんかを入れて読んでみましたが、小さい文字はつぶれてしまいます。
漫画を読むならiPadかそれ以上の解像度を持つAndroidタブレットあたりの方がいいでしょう。
ほとんど漫画を読まない人間ですので、まあ良いかな。


なんでもできる端末は、結局目的意識をしっかり持たないとどれも中途半端になってしまうなあ、と感じています。
本は書籍端末、ゲームはゲーム機、Twitterスマートフォンで、と用途ごとに分けて利用したほうが、集中できて良いんじゃないかなあと。

とか言いつつiPad欲しいよね、などと今でも考えちゃう私でした(;´∀`)