深浦 円覚寺再び。
昨年の夏に、深浦の円覚寺に訪れたのですが拝観時間が過ぎており、中に入ることができませんでした。
是非とも中に入ってみたい、ということでリベンジがてらドライブです。
青森市から2時間ほどかかりますが、深浦へ到着。
円覚寺の近くにある風待ち館。ここも前回は閉館してて入れませんでした。
中には深浦のお土産などが売られております。
北前船の航海道具や海路図など展示されているスペースもあるのですが、あまり時間がなかったので、こちらの見学はまた今度に。。
そして今回の目的地である円覚寺へ。
ようやく桜の咲く季節となりましたね。今年はほんと遅咲きでした。
境内には竜灯杉という、北前船の時代にご神木として崇められた杉がございます。
暴風雨の際にちょんまげを切って祈った際にこの杉から一条の光が放たれたとか…。
その際のちょんまげを髷額として奉納したとのことです。
その髷額は円覚寺の中に展示されています。
円覚寺の中へ。中は写真撮影禁止ですので写真はございません。(以下などをご覧ください)
http://www.engakuji.jp/about/origin/
寺の中にはそれはそれはお宝がたくさんです。
かなり見応えありました。
先ほど述べた髷額や、北国船の絵馬(重要有形民俗文化財)、曼荼羅、毛髪を縫って何年もかけて作った観音様図の数々…。
特に毛髪で縫った観音様図や涅槃図は圧巻でした。よくこんな細かい絵図を毛髪で…。是非一度見ていただきたいです。すごいです。
髪の毛って腐らないんですね。
またお寺の外には薬師堂内厨子がございます。室町初期の建造物で青森県内最古のものだそうです。こちらには薬師如来像が安置されていました。
ご本尊は33年毎に御開帳されるそうです。次の御開帳は5年後の2018年7月17日。
本尊は十一面観音。機会があれば御拝観に行きたいですね。
帰りにちょっと気になる岩が見えましたので立ち寄ってみました。
大岩と言うらしいです。
どんよりどよどよ…₍画像加工してます汗)
大岩の手前には神社がございます。
大岩までの道。
何かラスボスでも出てきそうな風景です。
岩は上に登ることができるのですが、一度岩の中をくぐってから階段を上っていくことになります。かなり狭いです。
岩の上はかなりの高さでした。
ウミネコ?がたくさん住んでましたよ。
私が近づくと警戒しているのかしきりに鳴いていたのが心に残っています。
ごめんなさいね…
まだまだ知らない場所がたくさんです。
次はどちら方面に足を運びましょうかね。