札幌出張記 完結編 ~苫小牧散策~
ついに、ようやく、札幌出張記完結編となりました。
長かった…。(お前仕事してたのか?というツッコミは置いといて…)
さて、完結編はここから始まります。
新千歳空港内の温泉施設、万葉の湯…。
出張最終日に青森空港霧のため、飛行機欠航にぶち当たり。しかも二週連続で…。
電車で帰るのも大変ですので、一泊して次の日に戻ることにしたのです。
ホテルを取るのもめんどうになり、空港内のここに駆け込み寺。
いや、良い施設でしたよ。宿泊しても3000円です。
温泉は毎日どこかの温泉からタンクローリーで運んできており、毎日新鮮なお湯。
食堂もあり夜中までお酒を楽しむことができますw
また館内にはベッドルームもあるのですがこの日は満室ということで、リクライニング椅子でタオルシーツをかけて寝ました。ぐっすり寝たとは言えませんが、空港内で宿泊できますので、次の日の朝一便などにも余裕で対応できます。
と言っても、私は欠航になってしまってすぐに飛行機変更をかけたのですが、結局次の日も最終便しか確保できなかったのですがね…。
ということで、もうこうなったら割りきって遊んでやろう、しかし札幌は飽きた、ということで苫小牧に行くことに。前提知識ゼロです。
まず万葉の湯を出てバスのりばに向かいました。
2番のりば。
バスに揺られ30分~40分ほどでしたでしょうか。
途中の景色はホント、のどかで北海道だなあ、という感じで。
苫小牧駅到着!
なんか凄い古い駅ですね…。
駅の向かいのデパートなんかも軽く歩きましたが、かなり昭和を感じさせる建物でした。
やはり札幌が1時間ほどの場所にあるというので、みんなそちらの方に買い物など行くんでしょうね。。
まず、この苫小牧駅の中に観光案内所みたいなところに向かい…
テーレッテレー!
マイフェニックス2号!もとい、とまチョップ7号!
とまチョップとは(Wikipediaより引用):北海道苫小牧のマスコットキャラクターである。名前の由来は、とまこまいの「とま」、ハクチョウの「チョ」、ハナショウブの「ョ」、ホッキ貝の「ッ」、ハスカップの「ップ」の組み合わせから付けられている。
だそうです。
そんなマスコットキャラクターの名前をつけたレンタサイクル、気合を感じます(いや、感じない)。
このレンタサイクル、借りるときに1500円を支払う、のですが返すと1000円返ってきます(なくなった時の保険?)。なので、500円で乗れることに。
苫小牧、結構広いのでこれは強力な武器になります。
さっそく自転車に乗ってレッツゴー。
駅のすぐそばには王子製紙苫小牧工場が。煙モクモク。
そう言えば苫小牧と言えばアイスホッケーとかスケートが盛んな場所ですよね。
街なかはかなり昭和の香りがする感じでした。
特にこの看板珍しいなあ、と思ってパシャリと。
内地の米。今では北海道でも美味しいお米がたくさん取れますが、かつては寒い土地で米も育たない云々かんぬん、、という歴史を感じさせる看板ですね。
前にホテルで食べた北海道のお米、かなり美味かったですよ。という意味ではこの看板は今や効果があるのかないのか…とか考え事をしながら自転車を走らせます。
苫小牧市科学センターというところに到着。
玄関にはSLが鎮座しております。
科学センターはミール展示館というのがあり。科学センターもこのミール展示館もなんと入館無料。太っ腹だー。
こちらが宇宙ステーション、ミール。かなりデカイです。
ミールとは平和という意味だそうです。長期滞在型の宇宙ステーションとして様々な無重力実験がおこなわれましたね。報道特派員の秋山さんなんかもこれで実験してましたね。懐かしい。
このミールですが、模型ではなく、あの本当に打ち上げられたミールの予備機だそうです。打ち上げられたミールは役目を終えたあと大気圏に落とされて溶けてなくなってしまいましたので、地球上に存在するホンモノのミールは唯一これだけ。
なんか市制50年の節目として地元の企業から寄贈されたそうです。
中に入るとコックピット?。手前には身体が鈍らないように毎日トレーニングを実施したトレーニングチェアが。
身体が固定できないので寝袋に入って寝るそうです。
トイレとかシャワーとか見どころ満載なミールでした。
ミール展示館で係の方にいろいろ説明を受けて満足したあとは科学センターへ。
こちらの展示はかなり昔のものだなあ、と歴史を感じるものがたくさん。
ノスタルジックな気分に浸れました。
プラネタリウムもございました(これも無料で鑑賞できます!)。
夏の星座のお勉強しました。なんか小さいプラネタリウムですが、気分がほっこりしましたよ。
科学センター、ミール展示館を満喫したあとは何やら海のほうでイベントが開催されているというので、そちらの方へ(右かな?左かな?と迷いながら。GoogleMapsあるのにw)。
途中どでかい船舶が。
この写真じゃよくわからないかもしれませんが。
左奥にあるショベルカーを見ると大きさがわかるんじゃないでしょうか。
こんなでかい貨物船は初めて見たかもしれません。
近くにはトヨタの新車がたくさんありました。
どうやらトヨタから販売する車を運んできたみたいです。
北海道ですもんね。陸路ではなくこういうので運んでくるんでしょうね。
自転車をしばらく走らせ、ここに到着。
どこだったかな?キラキラなんとかという公園みたいなところだったような。
開港50周年のイベントだそうです。
帆船が。海王丸というそうです。
これの帆を開くセイルドリルというのもやってました。人力で帆を張るんですね。
張る姿はなかなか見応えありました。
と言ってもなかなか帆が張られないので途中で帰ったんですけどねw
またB級グルメならぬSea級グルメ販売がおこなわれてました。
私は福島のカジキメンチとこいつを食べましたよ。
ホッキ貝カレーラーメン。
なんだかもうなんでもありじゃないかというこの組み合わせw
しかしカレーがスパイシーでなかなかの美味でした。
味噌カレー牛乳ラーメンは甘い感じですがこういう辛いカレーラーメンもありじゃないでしょうか。また、ホッキ貝自体そんな癖がないので、なんにでも合うんじゃないでしょうかね。
ホタテみたいなもんですかな。
なんかいた。
名前忘れた。そのうち気が向いたらググります。たぶんググりません。
お腹を満たしたあとはまだ時間があるというので海から内陸方面に移動。
緑が丘公園というところの池です。
のどか。広い。北海道だなあ。
ボートも30分200円とか300円とかかなり格安でした。
苫小牧はどこもお安くて良いですね。変に観光地化されてない感じが。
緑が丘公園からちょっと山に登ると、展望台が。
ここも無料。ほんとすみません。
展望台からは苫小牧を一望できます。
ちょっと前にいた海王丸の場所も遠くに見えておりました。
別の方角を。道路が片道3車線でまーっすぐ。
これもなんとなく北海道だなあと思わせる景色ですね。
展望台を降り、さらに山の方へ。
樽前山神社。
ここで祈ったのはただひとつ。
「無事に青森に帰れますように…」
この天気ですから、飛行機は問題なく飛ぶでしょう、と思いつつ…
山を降り駅前に。
そろそろお時間のようです。まちなかにある足湯につかり。
自転車を返却、新千歳空港へ。
祈りが効いたのか、無事に飛行機が飛びました。
そんなこんなで予定していなかった北海道旅行しつつ、札幌の出張は幕を閉じました。
札幌、小樽、苫小牧と今まで訪れたことがない場所をいろいろ巡ることが出来、有意義な出張でした。
また仕事で来ることはない?と思いますが、もし訪れた時は富良野なんかに行きたいなあw
~札幌出張編・完~