下北ドライブ(薬研渓流~恐山) 2014.10.26
2014/10/26。
絶好の紅葉日和、奥入瀬渓流や黒石もみじ山など紅葉スポットは多数あり、どこに行こう悩んだのですが、一度も訪れたことのない薬研渓流に行くことにしてみました。
薬研温泉手前の停車帯付近の橋から見た紅葉。
絶景です。
この日、ここから見た紅葉が一番綺麗でしたね。
是非車を停めて鑑賞することをオススメします。
この橋の向かい側の景色もなかなかです…
と、橋の下を眺めるとなにやら動くものが。
鮭!遡上してきてるんですね、すごい…。
もう少し進むと、CMでおなじみホテルニュー薬研の周辺。
なんなのかよくわからないですが、白い旗がたくさん立っていました。
そのそばにある樹にはサルノコシカケ?みたいなキノコがびっしり。
薬研温泉から車で15分ほどでしょうか、奥薬研温泉レストハウスに到着。
お腹が空きましたのでここでお昼に。
普段はそんなに混雑しないのでしょうがこの日は一番の紅葉シーズンということもあり、すごい人だかり。
レストハウスのお店のおばちゃん達もパニック状態になっておりました。
それでも30分ほど待つと料理が出てきました。
海峡サーモン丼。サーモンが柔らかく甘かったです。
ここでしか味わうことができないらしいです。
付け合せのイカの寿司とさつまいも、厚焼き玉子。
なんか落ち着く味です。
こちらはイカスミラーメン。
塩味なのですが、いい出汁でてました。ホタテやイカメンチなんかも入って青森って感じがありますね。
さて、お腹がいっぱいになったところで、奥薬研周辺を散策。
ずい道。
馬トロによる木材運搬されていたところに蒸気機関車、ディーゼル機関車を導入して木材運搬をしていたとのこと。
その線路跡です。
このトンネル、ツルハシ、ハンマーで削っただけだそうです。
すごい労力がかかったでしょうね。
ずい道の向かい側あたりに紅葉スポットがあります。
湖面に写る紅葉がとても綺麗ですねえ…。
しばし見とれます。
散策を終えまだ少し時間があるということで、恐山に向かいました。
薬研から向かう道はかなりの急斜面。冬季閉鎖しているようです。
すると途中、サルが!
北限のサルを初めて生で見ました。
しかも一匹ではなく、数十匹の集団でした。
群れが移動している途中だったのでしょうね。
おじゃましました。
峠を越えるとようやく恐山です。
三途の川の前にいる奪衣婆と懸衣翁の像。
服を剥ぎ取って生前の悪行の重さを測るそうです。怖いですね…
恐山に入山。
結構な観光(なのでしょうか…?)客が訪れていました。
昔来た時はもっと煙がもくもくして、あの世なんだなあ、という雰囲気がありましたが快晴だったからかそう感じはありませんでした。
亡くなった身内達もここに来たんだろうなと思いながら道を歩きました。
宇曽利湖。波もなく穏やかな湖でした。
夕陽を見つめるお地蔵様。
帰り際に入山料を支払えば自由に入れる温泉に入りました。
かなり強烈な硫黄泉でした。
30分~40分入浴したのですが、ここ、3~10分程度にしてくださいと書かれていました。。
その後数日間は結構身体に負担がかかっていたという。。
ここの温泉は身を清めるために入るだけでゆっくり温まる感じではないということですね。
今度下北方面に行った際は薬研温泉/奥薬研温泉にゆっくり入りたいと思います。
そして帰り道、むつ市内のサンデーのあるあたりで、、、
カモシカが道路を横切りましたwww
あまりの突然の出来事でカメラを出すのが遅れて写真を撮れませんでしたが…
しかし、なんて自然が豊かなのでしょう。。。
下北半島恐るべし。
この日は遡上した鮭やらサルやらカモシカやらやたら動物に巡り合う日でしたね。
面白かった。
今度は下北の西側、佐井、大間、仏ヶ浦方面に行ってみたいですね。
日帰りだと厳しいかな…?