ほげほげ

ようやく(仮)が取れたらしい。他愛もないことを書いてみるのです。

長走風穴高山植物群落〜秋田男鹿半島巡り

週末、秋田の男鹿半島までドライブしてきました。
高速1000円を利用して直行、と言いたいところですが、青森〜秋田は高速道路が完全に整備されているわけではないため、一般道も併用してのドライブとなりました。


碇ヶ関ICまでは高速道路を利用し、そこから秋田自動車道の現時点の終点、二ツ井白神ICまでは一般道で。
途中、矢立峠を通る際に高山植物群があるというので立ち寄ってみました。
秋田(大館など)行く際に毎回通っていて、駐車帯があるのでなんなのかなあ、と思ってたのですが、立ち寄ってみたところ、ここは凄いところでした。
長走風穴高山植物群落
ページまたはファイルが見つかりません - 秋田県大館市
標高が200mほどしかない場所なのですが、真夏の気温時でも、奥から冷気が常に吹き出しているのです。
そのため、1000m級の山にしか咲かない高山植物が咲いています。
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この風穴は倉庫として使われ、農作物などの冷蔵庫(保管庫)として利用されていたそうです。

実際に倉庫に近づいてみると、入り口ですでに気温10度となっていました。。
入り口近くには大きなカエルが涼しげに座っていました。そして、、。
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中に入ると室温は3度!真夏の昼間なのにです。寒くて凍えてしまいました。
そして、出たときには眼鏡が完全に曇ってしまったという。。
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この冷気、まだ仕組みが解明されていないらしく。大昔の氷河が残っていてその空気が出てきたとか、冬にたまった冷気が夏出てくるとか。。
まだまだ人類には知らないことがたくさんあるようです。
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そしてそこから一般道、高速と乗り継ぎ八郎潟を横切り、ようやく目的の地、なまはげ館へ到着。
出かけませんか?なまはげに出会う旅へ | なまはげ館
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入り口付近にはなまはげ3体をイメージした?巨大な玉が。
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中に入ると、昔の男鹿半島の文化を紹介するものや、なまはげの歴史、毎年大晦日にどのようにしてなまはげが来るかの紹介ムービーなど、いろいろありました。
これは、200年前の菅江真澄がかいたなまはげだそうです。
かわいいような怖いような。。
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館内ではお面を作っている職人の方がいました。
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さすが職人です。素晴らしい。
この作っているお面は実際に買うこともできます(数万円ですので、庶民の私には手がでませんでした。。)。


そして隣にある男鹿真山伝承館へ。共通チケットを購入すれば、なまはげ館とここを合わせて800円で楽しむことができます。
30分間隔で実演されており、入り口で待つこと少々。
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中に通されて和室に着座。しばらくすると解説の女性の方が事前に説明し、始まります。


まず、なまはげが来る前に先立ちという方が、入っていいですか?と挨拶し、家の主人と会話します。
そうしているうちに、、、。
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襖を思いっきりこじあけてなまはげ登場〜!!玄関で足ぶみをします。
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主人と会話しながら、今年の米の出来具合はどうだったとか言う話をします。
はまはげは神様みたいなもんですので、来年もお米が良く取れますようにと、なまはげにお願いし、お膳や酒を振る舞います。
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その後、会場の観客に「悪い子はいねが〜?」と迫ってきました(汗
子供達は「良い子にします!良い子にします!(T_T)」と言いながら本気で泣いてました。私でさえびびってしまいましたので、子供にはさぞかし怖かったことでしょう。
なまはげはやはり生を体験した方がより楽しめますので、ぜひこちらも合わせてご覧になることをオススメしますよ。


その後、なまはげを祀っている?真山神社周辺を散策。
榧(かや)の木がそびえ立っていました。
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境内にあったお面。これをかぶって写真撮影などもできます。私も撮影しましたが醜いので写真は控えさせていただきますw
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神社の上にはこんな日の丸扇子なマークが。家紋?
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真山神社。これからの旅の無事を祈りました。
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散策も堪能したところで離脱。なまはげ館のPOSTは金色のなまはげ仕様でした(汗
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その後、入道崎へ向けて移動。途中八望台を通過。ここからの景色は絶景でした!ここから見る夕日も綺麗でしょうきっと。
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男鹿目潟火山群一ノ目潟 文化遺産オンライン
男鹿目潟火山群を見ることができます。写真はニノ目潟だったと思います。
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入道崎|観光情報|男鹿なび
そして男鹿半島最北端、入道崎へ。ここに到着したのは17時30分頃、日が徐々に沈んできていました。
一面芝生で寝っ転がったりだらだら。そして夕焼けの時間に。
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雲が少しあったため夕日が水平線に隠れるところは見れませんでしたが、それでも素晴らしい夕日を見ることができましたよ。


しかし今回のドライブは凄く疲れましたね〜。さすがに青森から男鹿半島は遠かったです。。往復8時間近く車を走らせたと思います。
高速道路、秋田自動車道二ツ井白神というところまで来ていますが、碇ヶ関IC〜二ツ井白神ICまでの一般道(かなりの距離があります)、また秋田自動車道から降りて八竜ICから男鹿半島にかけての海沿いの一般道(かなり狭いところもあり)など、岩手方面に行くのに較べて不便と言わざるを得ません。(関東方面から秋田に向かうほうがかなり楽でしょう)
いっそ北上JCT経由で秋田自動車道に入った方が、体への負担は少ないかもしれませんね。。


ともあれはじめて見たなまはげ、迫力のあるものでした。
悪い子供がいるご家族の方、是非お子様を連れて行ってみてください。きっと、良い子になりますよ(笑