ほげほげ

ようやく(仮)が取れたらしい。他愛もないことを書いてみるのです。

大湯ストーンサークル〜小坂ドライブ

先週末、ふらりと秋田方面にドライブしてきました。
高速道路で十和田ICまで。

まずは以前一度通りかかって気になっていた、大湯のストーンサークルに向かいました。十和田ICから20分くらいです。

大湯ストーンサークル
http://www.ink.or.jp/~oyusc/

ストーンサークルを観る前に、隣接のストーンサークル館に入館しました。

館内展示のところにボランティアガイドの方がいましたので説明を受けながら展示を見て回りました。

ストーンサークルは三内丸山遺跡よりも現代に近い、縄文時代後期のものと考えられているようです。


飾られている土器などを見ても三内にあるものより多少凝った作りをしている?ような気がしなくもありませんでした。


縄文時代の生活についてなど様々展示が。



こちらは土板。

人間の部位を模したもので、1〜6の数字を表せたということです。
どーもくんに似てますよね、と言われ、なるほど言われると似てるなあと。

縄文土器パズル。これはなかなか楽しいです(^^)

時間以内に組み立てないと写真のようにバラバラに崩れてしまいます。
そして2〜3度チャレンジしてようやく完成、、写真を撮影しようと思ったらすぐに崩れてしまいました(汗)

実物より先にストーンサークルの模型で予習(汗)。

野中堂、万座環状列石を結んだ線が、冬至と夏至の太陽の出入りを表しているということでした。
時計、カレンダーのない時代ですから、そうやって季節を見ていたのですね。
ふむふむなるほど…。

他にも中には三内丸山遺跡のように、土器を作成したりする体験コーナーもありました。


そしていよいよストーンサークル(環状列石)を見に外へ。。
この日はめちゃくちゃ暑くて35度近くあったと思います。さすがにそのまま外を歩くのはしんどいということで、ストーンサークル館にあったレンタル傘を借り日傘がわりに。


こちらは万座環状列石。凄い大きいです。

青森の小牧野遺跡のものより数倍はあろうかと。
集団の墓、祭りの祭壇みたいなものであったと考えられているようです。

そしてもうひとつ、道路を挟んで野中堂環状列石。

日時計が内側の輪と外側の輪の間くらいにあるのがわかります。
この日時計で一日の時間を、環状列石全体で年の暦を把握していた、と考えると昔の人の知恵って凄いなあ、と思います。



ストーンサークルを堪能し、、もう一箇所くらいどこか見学したいなと思い今度は小坂へ。

以前NHKのテレビで見たことがありましたが康楽館の中を見学してみようと。日本最古の芝居小屋です。

康楽館。
日本最古の芝居小屋 国重要文化財【康楽館】|小坂まちづくり株式会社|小坂鉱山事務所|秋田県鹿角郡小坂町|常設公演|歌舞伎公演|

到着したら観光バスやらでかなり賑わっているようでした。
館内見学を…と入り口に向かった所、「本日は〜公演のため館内見学はできません」との文字が(T_T)残念。


しかし向かいに見える洋風の建物、こちらも気になっていたので近づいてみました。
近づいてみると、もの凄く大きな建物であることがわかりました。
前に見た時は遠目で見たのでその大きさがわかりませんでしたが…。凄いです。
同じような函館の旧函館公会堂(あの、黄色の建物)よりずっと大きく、立派です。

かつて日本一の鉱山額を誇った小坂鉱山、その小坂鉱山事務所です。

小坂鉱山事務所

建物は3街建、しかし横は2階建、後面は1階建というなんとも不思議な建物です。
斜面に立てられたものであるからだそうです。

館内見学は17時まで(入館料300円)。到着したのは16時30分でしたのでなんとか入館間に合いました。館内に入ると案内役の方がかなりのペースで館内の設備やら昔の小坂での生活のことなどたくさんお話してくださいました。国内初の露天掘りで小坂鉱山は発展した話や、電気水道などここに住んでる人は皆タダだったという話、康楽館での芝居なんかも鉱山で働く人やその家族を慰安するために設置された話などなど、この案内の方のお話は凄いボリュームでした。これを聞くだけでも入館料を払った分以上ありました(汗)

館内も立派で展示物がたくさんあり見応えがあります。
全ては紹介できないので康楽館での芝居を見ている方の写真なんぞどうぞ。
ぎゅうぎゅうですねえ〜。昔はこんな感じでたいそう賑わっていたのでしょう。

中庭もあります。この中庭、ちょっと不思議な位置にあります。
冬の雪かきは大変そうだなあ〜と思いました。

30分で全てを観るのは難しい、と思ってたらちょうど団体さんが17時頃来る予定で、その説明もしなきゃならないので閉めることができない、とのことで、1時間くらいかけてゆっくり見学することができました(^^)


そして帰りにおみやげやさんで銅製のタンブラーを\(^o^)/


うひょ!

中はこんな感じ。槌目?叩いた感じがしっかり出ています。

後日これでビールを飲みましたが、グラス全体が冷え冷えになり、泡がきめ細やかになりたいそうおいしゅうございます。これは良いものだ〜。
大事に使います。


帰りに小坂鉱山事務所の近くにあった青銅館というところで晩ご飯。

十和田湖高原ポーク 桃豚を利用したロースカツ定食にしました。
十和田湖高原ポーク 桃豚

もちもち(^^)


今回も楽しいドライブでした。

いつか康楽館の中を見学してみたいですね。