ほげほげ

ようやく(仮)が取れたらしい。他愛もないことを書いてみるのです。

あおもり街かど探偵団 〜交通と街並みの変遷を見る〜

あおもり街かど探偵団、2日目は交通と街並みの変遷を見るというテーマで、主に海沿いを歩きました。

■2日目(10月1日)「交通と街並みの変遷を見る」
郷土館〜本町カトリック教会〜しあわせプラザ(旧公会堂)〜青森製氷〜聖徳公園〜アスパム〜青い海公園〜ラブリッジ〜青函連絡船可動橋〜青森駅旧安方口付近(解散)


本町カトリック教会。
本町に教会があるのをこの日初めて知りました。何度も通っているはずなんですがね。。
1897年に設立した教会ですが戦災で焼けてしまったため、教会自体は昭和26年に復興したものだそうです。

ただ、その奥にある教会学校とそのこ周辺にあるレンガ塀は、青森市現存の最古の建築物らしいです。

青森市は戦争時、ほとんどが焼けてしまったんでしょうね…。


しあわせプラザ(旧公会堂)。
こちらはコンクリート製で戦争時も焼け残ったそうなのですが、老朽化に伴いその後新築に建て替えられ、デザインだけが残っているとのことでした。


青森製氷。
大正9年から氷の製造をしている会社です。
それ以前は天然氷を氷室に入れたりする他なかったそうです。
昔は漁業関係で使われていましたが、今は需要が減り本町などのお店で使われてたりするそうです。
よく行くスナック(?)の氷もここ製かもしれませんね(;´∀`)

東側にはかつての建物の跡が見られます。


聖徳公園。しょうとくこうえんと読んでましたが、正しくは「せいとくこうえん」だそうです。
明治天皇が出航したことを記念して作られた公園で、ここから出航し7月20日に横浜港に到着したことから、7月20日は海の記念日となりました(今は7月の第3日曜日になりましたが)。

海の日 - Wikipedia


青函連絡船可動橋。
鉄道が上野から青森まで開通し、そして北海道と繋がった重要拠点です。
鉄道から青函連絡船の移動が発生するために、青森で物を買う客、食べる客、泊まる客が集まり青森が発達していったということでした。


またここでは、かつての青函連絡船の船乗りさん(船長?)の方のお話を聞くことができました。
(この日のために函館からいらしたそうです)
可動橋の動きやら青函連絡船の出航の順番など、いろいろためになるお話をしていただきました。

青森市に東北新幹線が来た今、一番青森が賑わう時期なのかもしれませんね。
北海道新幹線が開通したら便利でしょうが、青森はただの通過駅となってしまい観光などの産業の活気が失われないか、少し心配です。


そしてこの日はA-FACTORY周辺で解散。

2日間青森市をいろいろ歩いて周り、弘前とはまた違った歴史を感じることができました。
青森県立郷土館の方々、そして案内役の安田さん(青森中央高校教諭)に感謝。


追記:
案内役の安田さんから青森の歴史についての興味深いサイトを教えて頂きました。
こまきのいせきものがたり
青森実地明細絵図は明治の青森市の建物が詳細に描かれており、見どころたっぷりです。
(昔は遊郭が多かったんだなあ…)