O-GPS1を使って星を撮ってみた。
だいぶ前(昨年?)からPENTAXのアストロレーサー(O-GPS1)を購入していたのですが、全然使わずじまいでなんか勿体無いなあ~、と思っていたので重い腰を上げてちょっと星空撮影をしてきました。
これです。
GPS UNIT O-GPS1 | RICOH IMAGING
普通に一眼でもシャッタースピード30秒くらいまでなら星空撮影が可能なのですが、それ以上になると星空は地球の自転のため流れてしまいます。
それを補正する(天体に合わせてセンサーを動かし長時間露光を可能にする)のが、このアストロレーサーなのです。
長時間露光することにより、星空がくっきりはっきり写り、また暗い星も撮影することができるようになります。(で、合ってますかね)
撮影写真を何枚か。ブログ用に縮小しまくってるので画質はあれですが…
街の方向(かなり暗いんですけど)に向けて70秒ほどのシャッタースピードで撮影したものです。
少しの明かりでも時間をかけて露光するとこんなになってしまいます。。
もう朝焼けみたいなレベルになりますね。
失敗写真ですが、これはこれで面白い。
いろいろ撮ってみました。
カシオペア座を撮ってたら、偶然なんか写ってる??と思ったら右上の方にもやっと写るものが。
アンドロメダ大銀河らしいです。
私達銀河系と似たような形の銀河で、230万光年先にあるそうです。
その光を撮影している…なんか不思議ですね。
縮小画像だと全然綺麗に見えないですね…(汗)
(はてなの画像アップはショボイ…。引っ越したいなあ…)
アンドロメダ大銀河を拡大して撮影しようと思ったのですが、望遠で撮ろうとするととたんにレベルが上がります。
星空撮影はオートフォーカスが使えないのでマニュアルフォーカスで撮影するのですが、カメラのレンズは無限遠のフォーカス位置に多少遊びがあり、単純にフォーカスリングを無限遠へセットしても星空がボケボケになってしまいます。
それを微妙に調整して撮影しなければならないのですが、その方法がわかってませんでした。
長時間露光しないと星が暗く写って星空にフォーカスが当たっているかわからないため、フォーカスを調整する場合はできるだけ高感度にして、時間をかけずにフォーカスを合わせることが必要ですが、あまり高感度にすると今度は撮影画像にノイズが乗るため星なのかなんなのかわかりづらくなる…
初心者には初心者のテクニックをつけなければ撮影もままなりません。
手強いです。
しかし星空撮影、ハマりそうです。
こんな簡易的なシステムで結構まともに撮れるんだなあとほんとびっくりです。
PENTAXの技術者は凄いですね。
秋の夜長にまたチャレンジしようと思います。
冬もやりたいですが、寒いでしょうね。