藻岩山登山
札幌での休日2日目はなんとなく市電(路面電車)に乗ってみたいなあ、と思い。
どサンこパスを購入しました。土日は市電乗り放題で300円。しかも大人1名こども1名が乗り放題らしいです。私はこども、いませんけどね(^_^;)
このパスは市電の中で買うことができます。運転手さんに停車中にどサンこパスください、と言って300円払えばOK。
で、路面電車とは言えこんな新型のカッコイイ車両もございます。
…と言っても私が乗ったのはこの普通な感じのタイプw
これよりさらに年季の入った車両もありました。
市電から藻岩山という山に行けるというので、ロープウェー山麓駅で下車。
ここから無料送迎バスが出ており、すぐに藻岩山に行くことができます。
藻岩山はロープウェーとケーブルカーを乗継ぎ、山頂に行けます。
しかし、暇ですし登山でもしたら良いんじゃないか、、と。ロープウェーには乗らずまずは山麓近隣を散策。
すると何やら立派な施設が。
札幌水道記念館というのが藻岩山の近くにございました。
せっかくなので見学、と思ったらちょうど水道の浄水場見学ツアーみたいなのが開催されるというのでそれに参加。
別棟の浄水場へ移動します。
そこでおねいさんが水道水のできるまでの説明を10分ほどして。
浄水場見学です。中はすごくひんやりして寒いくらいでした。
何層にもわかれた貯水槽で水を少しずつ綺麗にしたり、毎月溜まった汚れを取り出したり。水を綺麗にするのってすごく大変なんだなあ、と。
しかし何故札幌に来て水道の仕組みを学んでいるんだろう…と思いましたがまあ良いんじゃないでしょうか(汗)
ここ藻岩浄水場でのこの毎月溜まった汚れを取り出す際に貯水槽を綺麗にするために水を大量に使うわけなのですが、この大量に使った水、汚れを取る過程でかなり綺麗なお水になっていくわけです。しかし水道水として使えないため何かに使えないか、と。なんとこの清掃に利用した水を北海道大学のサクシュコトニ川に放流しているんだとか。あの川は一度枯れてしまったのですがこうして人口的に復活させたのですね。北大と浄水場がつながり、ちょっとびっくりしたなど。
浄水場見学が終わった際に、防災グッズとして水をたくさん運べる非常用飲料水入れをいただきました。ありがとうございます。
続いて水道記念館を見学。
こちらでも水道水がどうやってできるのか、展示があったり実際に実験して水道水を作る過程を学ぶコーナーがあったり。またお風呂や炊事でどのくらい水を使うかなどなど、水道に関わる展示がたくさんありました。
こちらはかつての浄水場の設備や昔の水道局の集金屋さんの制服、自転車やバイクの展示。ここの浄水場は全国でもかなり先駆けの近代化された浄水場だったとかなんとか。
この施設、入場無料ですしなかなか楽しめました。
浄水場を満喫したところでそろそろ登山でも、と思ったのですが登山口がなかなか良くわからず。そのあたりを散歩している方に道を聞きつつ登山口へw
浄水場から徒歩20分くらいでしょうか。登山口がありました。
セイコーマートで腹ごしらえをしつつ、登山開始。
札幌はそれほど山なども多くなく、ここは貴重な登山、アウトドアの地と言ったところらしく多くの人で賑わっておりました。
中にはトレイルランニングをしている人なんかも。札幌市内からも近く良いですね。
中腹から見えた札幌市内。
小一時間ほどでしょうか。それほど苦もなく山頂到着。
これなら時間さえ許せばロープウェーを使わなくても、と思いますね。
とは言えそこそこいい運動にはなります。
山頂駅から見た札幌市内。ミニチュアのようです。
これはケーブルカーの線路(?)。登山じゃない方は中腹から山頂駅まではこのケーブルカーで登ります。
世界的にも珍しい駆動方式のケーブルカーらしいです。ちょっと乗っても良かったかな。
山頂駅でちょうど3Dシアターが無料で開催されていたので、見学。
藻岩山のなりたちや咲いてる花々のお話や、大戦直後に米軍がリフトを作ってスキーをしてた時のお話などなど。
帰りももちろん自分の脚で下山。結構疲れましたが自然が多く楽しめました。
この日はホテルに帰ってバタンキュー。。
した後にまた市電で意味もなくぶらぶらしたりして一日を終えたのでした…。